訃報!角替和枝(つのがえ かずえ)さんが
2018年10月27日の午前6時27分に、
「原発不明がん」のため東京都内の自宅(病院?)で亡くなられました。
柄本明さんは「長きに渡り応援して下さいましたファンの皆様、
及び関係者の皆様には深く感謝いたします」
と感謝の言葉をつづった。
角替和枝さんは、
約1年間の闘病生活を続けてられたそうです。
享年64歳でした。ご冥福をお祈りします。
通夜、葬儀は、本人と家族の希望で家族葬との事です。
舞台、映画、ドラマなどの女優で幅広く活躍の
角替和枝(つのがえ かずえ)さんでした。
夫の柄本明さん、長男の佑さんらに見守られて息を引き取った。
次男の柄本時生は海外で仕事中だった為、
最期をみとることはできなかったそうです。
角替和枝さんの夫や息子などの家族は?
写真載せるんを忘れとったでね、今お手紙する! pic.twitter.com/LPh4Qli9gS
— 角替和枝 (@kazuechin1021) 2017年8月8日
芸名 | 角替 和枝(のがえ かずえ) |
本名 | 柄本和枝(えもと かずえ)*旧姓は角替 和枝 |
生年月日 | 1954年10月21日 |
没年月日 | 2018年10月27日(64歳没) |
出身 | 静岡県富士市 |
高校 | 静岡県立吉原高等学校卒業 |
職業 | 女優(活動期間1979年~) |
夫 | 柄本明(69歳) |
子供 | かのこ(長女で舞台の裏方)
柄本佑(長男で31歳)、柄本時生(次男で29歳) |
義理娘 | 安藤サクラ(柄本佑の嫁で32歳) |
所属劇団 | 東京乾電池 |
所属事務所 | ノックアウト |
角替 和枝さんは、つかこうへい事務所から
劇団東京乾電池に所属。
夫の柄本明さん、長男の柄本佑さん、次男の柄本時生さん
佑さんの妻安藤サクラさんなどの芸能一家です。
内田栄一さんと金子正次さんらと
劇団東京ザットマンの立ち上げから参加。
芝居を始めてからは、
つかこうへい事務所に所属し、その後に東京乾電池に所属しました。
『コメディー道中でござる』等に出演して
名脇役としての認知度を上げていく。
角替和枝さんは26歳のときに、
東京乾電池座長の柄本明さんと結婚しました。
角替和枝さんはテレビゲームがとても大好きさったそうです。
柄本佑さんによれば、
怒ると「マリオやゼルダから何を学んだんだ!」
とゲームを引き合いにしたそうです。
『クラッシュバンディグー』にハマり過ぎて手を疲労骨折した経験が・・・
しかし手を固定しながらもゲームをやり続けたというエピソードがあります。
角替和枝さんが発症した原発不明がんとは?
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柄本明さんからのコメントより、
「今は、そっとしておいて欲しい!」
原発不明がんとは、病院で十分な精密検査(画像診断や病理診断)をしても
原発巣(がんが最初に発生した臓器)がはっきりしないことを言います。
転移した病巣だけが大きくなったがんのことを言います。
原発不明がんには、
病気の部位やがんの種類(組織型)が異なるさまざまな病態が含まれます。
そのため、がんが発症した人それぞれ病気の状態が異なり、
個々の病態についてはとても少ないまれな”がん”なんだそうです。
しかし、原発不明がんと診断される方をすべてあわせると、
成人でがんと診断される全体の
3%から5%を占めるとされており、
患者さんの数は決して少なくはありません。
発症の元がわからない「原発不明がん」のため
治療方法が無いと言うより、
治療方法を間違えてしまうと取り返しがつかなくなります。
そのため、根治が難しいがんなんだそうです。
原発不明がんの著書がありましたので、
宜しかったら読んで診てください。
角替和枝さんの主な出演作は?
シトリ電通 お客さんが劇的に少ないらしいで、もっかい電通してみる! pic.twitter.com/QIFkH36fg8
— 角替和枝 (@kazuechin1021) 2017年8月5日
『アルプスの少女ハイジ』ショーのペーター役が神業と評され、
様々なショーにペーター役で大活躍されていました。
2016年よりシニア向けの
演劇ワークショップ「和枝さんのお芝居入門」を主宰します。
1982年にはNHK連続テレビ小説「ハイカラさん」
2011年「おひさま」
2014年「花子とアン」
など数多くのドラマに出演した角替和枝さん。
主な出演作はこちら
夫の柄本昭さんの影響なのか、
個性豊かな演技力で、愛嬌(あいきょう)ある方で
名わき役として大人気な方でした。
現在放送中のNHK連続テレビ小説「まんぷく」で
ヒロインを演じる安藤サクラ(32)は長男佑と結婚しており、
義理の娘に当たります。
安藤サクラさんにNHKから出演依頼が届いたのは昨年10月初めで、
角替さんは厄年を迎えていた
安藤サクラさんに「大厄の年だからこそ大役をやるべき」
と出演を促したというエピソードがあったそうです。
角替和枝さんはうつ病で自殺を考えた事も!
出典元:https://www.daily.co.jp/
角替和枝さんは54歳のとき、
ニューヨークへ行く飛行機に乗った際に
胸が痛くなって狭心症が疑われ、検査入院した経験があります。
しかし心臓に問題はなく、心療内科へ行くよう促されたそうです。
角替和枝さんは診療内科の先生に
『あぁうつだよ、辛かったねぇ』
と言われたとき、声を上げて泣いたそうです。
角替和枝さんのテレビでの印象は、
いつも笑顔の印象しかありません。
心療内科で診てもらう2年前から、
うつ病の兆候に見舞われていたそうです。
しかし、自分でうつ病だと判断できる筈もありません。
角替和枝さんはある日突然、まったく寝られなくなったそうです。
夜、眠ろうとしても目が覚めてしまう。
自分でも変だと思いながらも、一人で悶々とした事でしょうね。
角替和枝さんは、自分が死んだらどうなるんだろう?
私は必要とされていない。
死ぬことを試してみたい。死んでみたい
という思いで一杯になったんだそうです。
駅のホームに立つと、
自分が線路に飛び込むんじゃないかと怖かった。
だから駅のホームの柱につかまって、飛び込まないようにして傷んだとか・・・
柄本明さんにも娘・息子にもうつ病の症状を打ち明けられず、
一人で苦しんだそうです。
うつ病と診断されてからは、投薬治療も受けて2年で完治。
柄本明さんは仕事で地方に行く時などは、
角替和枝さんに聞こえないように、
長女や柄本佑さんや柄本時生さんに
お母さんを1人にしないよう頼むと言って家を留守にしたそうです。
角替和枝さんは夫の柄本明さんの気遣いに
とても感謝していたんだそうです。
まとめ
「原発不明がん」とはがんの発症元が不明のまま、
色々な部位にがんが転移することを言うそうです。
葬儀は近親者のみ家族葬で執り行われるそうです。
ただし、後日「お別れの会」を開く予定だということです。
柄本明さんより、お別れの会で
「改めてごあいさつさせていただければと思いますので、
今はそっとしておいていただければ幸いです」
と呼びかけました。
角替和枝さんの印象はいつも、
にこにこしている、優しいお母さんの印象があります。
心よりご冥福をお祈りいたします。
樹木希林さんの訃報記事です。
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