南都隆道さんの『下仁田納豆』は父の伊藤豆腐店を継いだ屋号です。
2019年1月31日の奇跡体験!アンビリバボーで紹介されます。
手作り納豆は価格が高く、
小売店ではどこへ行っても、置いてくれませんでした。
そんな時、『三之助とうふ』を見かけました。
南都隆道さんがその『もぎ豆腐店』の茂木社長へ相談に行くと、
普段使用している質の良い大豆を販売してくれることに。
さらに南都隆道さんが作った納豆を茂木社長は買い取り、
利益を上乗せすることもなく、
買い取ったままの値段で販売して支援してくれていました。
廃業寸前だった南都隆道さんですが、
『もぎ豆腐店』の茂木社長の驚くべき行動に救われ
今ではデパートに並ぶ、高級納豆になっています。
一体何が起こったのでしょうか?
南田隆道さんの年齢や画像やプロフィールは?
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名前:南都隆道(なんと たかみち)
旧姓は伊藤隆道で婿入り後、南都に!
生年月日:1963年(昭和38年)04月13日
年齢:56歳(2019年1月31日現在)
出身地:群馬県
お父さんが経営する「伊藤納豆店」は
安い豆を使い手作りの納豆を引き売りで販売していました。
しかし売上は年々減少・・・
お父さんが店を畳むことを決意しました。
隆道さんは、
「納豆店を無くしたくない!
どうせ廃業するなら自分にやらせてくれ!」
と言い1992年に「伊藤納豆店」跡を継ぎました。
その後、
南都隆道さんが経営する現在の屋号は
「下仁田納豆」となりました。
後を継いだ隆道さんは
小売店を回り納豆を置いてもらおうと営業したのだが、
工場による大量生産の納豆に比べ
手作りの納豆は値段が高すぎるとどこに行っても断られました。
そんな時です。
埼玉のスーパーで1丁300円で販売されている
『三之助(みのすけ)とうふ』を見かけました。
たいていの豆腐が1丁100円前後で売っているのに、
『三之助とうふ』は1丁300円でしたがとても売れていました。
隆道さんがその『もぎ豆腐店』の茂木社長を訪ねました。
すると茂木社長は『もぎ豆腐店』で使っている
こだわりの良い大豆を譲ってくれることになりました。
隆道さんはそのこだわりの高級大豆と使い
『下仁田納豆』を作り『もぎ豆腐店』に持っていくと
隆道さんが作った納豆を茂木社長は買い取り、
利益を上乗せすることもなく、
買い取ったままの値段で販売をしてくれました。
茂木社長のお陰で、隆道さんの『下仁田納豆』は
『もぎ豆腐店』は多い時で1ヶ月で300万円を
売り上げるまでの『下仁田納豆』に成長していました。
茂木社長のしてくれていたことはそれだけではありませんでした。
なんと、茂木社長は毎週水曜日になると
取引の無いデパートにもかかわらず、
『下仁田納豆』をサンプルとして送ってくれていたのです。
そして、茂木社長は試しに『下仁田納豆』を置いて欲しいと
陰でさらなる驚きの行動をしてくれていたんです。
突然の出来事が起きました・・・
茂木社長が隆道さんに対して突然の取引の停止を・・。
茂木社長は言いました。
「俺の下請けになるつもりか?大豆の仕入れも自分でおこないなさい!」
「隆道さん自ら、デパートに下仁田納豆を売り込みに行け」と・・・
言われるがまま、隆道さんは『下仁田納豆』をデパートに持参し
売り込みに行きました。
すると・・・
あっさりデパートで置いてくれると言うではありませんか!
茂木社長が以前より、『下仁田納豆』が売れるようにと
礎(いしずえ)を作ってくれていたんです。
茂木社長の行動こそが廃業寸前の伊藤納豆店→下仁田納豆
を奇跡の大逆転へ導いてくれたんです。
絶対食べてみたいですよね!
南都隆道さんの下仁田納豆の値段や特徴は?
『下仁田納豆』では日本の伝統醗酵食品である
『経木納豆』を造っています。
容器の経木(きょうぎ)についてですが、
群馬県を代表する上毛三山(赤城山・榛名山・妙義山)の一つ、
赤城山の南?
東面に生えている赤松を薄く紙状にスライスしたものです。
群馬県は、経木の生産量で日本一なんですね。
経木を使用の理由は、
・天然の旨み成分が有る事
・松ヤニにあるような抗菌作用がある事
・湿度の調節作用がある事
・独特の良い香りがある事
・燃やしても有害物質が出ないエコな事など、
一石二鳥どころではなく一石五鳥ともいえるほどの良い面があり、
この経木納豆を後世に伝えて行きたいと思っております。
欠点は、現代の食品工業的な、いかに人の手を介さず、
短時間に製造する納豆に比べるとコストが高くつきますが、
松の木は『松くい虫』の被害に遭わないよう
定期的に伐採と植林を繰り返さないといけません。
その伐採した松の木を経木として
利用することによって山を守れたり
自然環境を保護できることを考えますと、
余りあると思っています。
南都隆道さんの下仁田納豆の値段は?
120円から販売されていますが、
売れ筋は有田屋×下仁田の280円あたりかと思います。
素材ですが・HPより
納豆のおいしさは9割が素材で決まります。
その納豆の素材「大豆」は、
農家の方々が手塩にかけて育てた生産物です。
おいしさだけでなく、
安全性を追求する下仁田納豆では、
信頼の置ける生産者の方々と契約し、
毎年の収穫を楽しみにしています。
大自然の力と生産者の思いを、
私たちならではの製法で「納豆」に仕上げる。
製品により最適な大豆を使用することで、
こだわりのおいしさが実現できます。
下仁田納豆の会社概要と取引先は?
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有限会社下仁田納豆
本社所在地
〒370-2623 群馬県甘楽郡下仁田町下小坂49
南田本店
〒370-2603 群馬県甘楽郡下仁田町馬山南田5910
TEL 0274(82)6166
FAX 0274(82)2409
〔 役 員 〕
代表取締役 南都 隆道
取締役会長 伊藤 幸夫
専務取締役 伊藤 宗男
下仁田納豆の取引先は?
もぎ豆腐店㈱
豆腐に関する著書がありましたので紹介します。
豆腐や大豆に対するこだわりが確認できると思います。
是非、読んでみてください。
㈱高島屋
高崎店、大阪店、 岡山店、柏店
JR名古屋店、泉北店、京都店、
横浜店、港南台店
㈱三越伊勢丹
日本橋店、恵比寿店、仙台店、
札幌店、名古屋栄本店、星ヶ丘店
㈱日本アクセス ・ ㈱伊藤忠食品
㈱三菱食品 ・ ㈱国分フードクリエイト
㈱マルイチ産商 ・ ㈱エーエフシ―
佐藤食品㈱ ・ リンクフーズ
㈲丸大納豆 ・ ㈱大近
㈱タカハシ乳業 ・ ㈱五味商店
㈱鈴乃家