IHIの不正検査の内容とは?何をしている会社なの?記者会見の動画も!

  • 2019年3月8日
  • 2019年3月8日
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IHI(旧石川島播磨重工業)では資格を持たない従業員が航空機のエンジン検査を行っていました。

無資格検査は少なくとも2年間で200件以上行われていたことを明らかにしました。

 

この問題は、国土交通省が、2019年1月にIHIの東京・瑞穂町にある工場に立ち入り検査に入った際・・・

 

規定とは違う方法で検査を行っていたり、資格を持たない従業員が、航空機のエンジン検査を行ったにもかかわらず、検査関係の書類には有資格者の印鑑が押されていたことが発覚しました。

 

これまでのIHIの社内調査で、過去2年間で整備したおよそ4万件のうち、あわせて211件の不正が見つかったそうです。

ただし、現段階で211件ですので、調査が進むと更に不正検査が増える可能性があります。

 

IHIは現在、民間航空機のエンジン整備を停止していて、再開のめどは立っていない。

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IHIの不正検査の内容とは?

IHI瑞穂工場では、国内外の航空会社から航空機用エンジンの整備を受託しています。

 

旅客機用では、エアバスA320ファミリー向けのIAE(インターナショナル・エアロ・エンジンズ)製V2500と、エンブラエル170(E170)などリージョナルジェット機向けのGE製CF34、A320neoファミリー向けのプラット・アンド・ホイットニー製PW1100G-JMを整備している。

 

瑞穂工場は国の認定を受けた「認定事業場」で、「確認主任者」と呼ばれる有資格者が検査するなど、法律や国の通達に従って作業することにより、国の検査などを一部省略できる。

 

IHIは年間約150基のエンジン整備を受託しています。

 

受託先は

全日本空輸(ANA/NH)
A321neo用PW1100Gの整備を委託

 

ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)
A320用V2500の整備を委託

 

日本航空(JAL/JL)は、IHIに整備委託をおこなっていなかった模様です。

ボーイング787型機用のGE製GEnx-1Bについて、エンジン部品の一部に該当品があったものの、安全確認が取れたとのことです。

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IHIとはどんな会社なのか?

所在地:東京都江東区豊洲三丁目1番1号豊洲IHIビル

設立:1889年(明治22年)1月17日(有限責任石川島造船所)

業種:機械

事業内容:建設機械・航空エンジン・プラント

 

代表者:代表取締役会長兼CEO 斎藤保

代表取締役社長兼COO:満岡 次郎

 

資本金:1,071億65百万円

発行済株式総数:1,546,799千株

 

売上高:連結:1兆5,393億円

単独:7,348億円

 

純資産 連結:3,333億円

単独:2,147億円

従業員数:連結:29,494名

単独:8,571名

 

簡単に言うと、明治22年設立で歴史のあるメチャクチャ凄い会社です。

 

旧石川島重工業

1853年(嘉永6年) – 江戸幕府が水戸藩に命じ江戸隅田川河口の石川島(現在の東京都中央区佃二丁目)に造船所を創業。西洋式軍艦「旭日丸」「千代田形」などを建造。

1876年(明治9年) – 平野富二に払い下げられる。

1877年(明治10年) – 民間造船所として日本初の蒸気船「通運丸」を建造。

 

1889年(明治22年) – 有限責任石川島造船所設立。

1893年(明治26年) – 東京石川島造船所株式会社に組織・社名変更。

1896年(明治29年) – 国産1号火力発電設備(交流発電機)を東京電燈へ引渡し。翌年から浅草火力発電所で稼働開始。

1902年(明治35年) – 海軍よりの下命により軽便鉄道用7t蒸気機関車7台を製造。

 

1907年(明治40年) – 大日本軌道株式会社よりの依頼で軽便鉄道用機関車20数台を製造[10]、その内、5.5t蒸気機関車1台は下松市に現存。

1911年(明治44年) – 東京中央停車場(現東京駅)の鉄骨を製作、組立。

 

1918年(大正7年) – 第一次世界大戦での船舶特需により莫大な利益を得、これを自動車分野に投資。

英国ウーズレー・モーター・カンパニーとライセンス提携を結ぶ。

提携は1927年まで継続。

 

以降はブランド名を「スミダ」とするが車両自体はウーズレーのままであった。

自動車部門は1929年、石川島自動車製作所(現いすゞ自動車)として独立。

 

1924年(大正13年) – 石川島飛行機製作所を設立(現立飛企業)。

 

 

1945年(昭和20年) – 石川島重工業株式会社に商号変更。日本初のジェットエンジン「ネ-20」を製作。

 

昔の走り屋さん的には、ターボの付いていない車を買った後にターボ車にしたい!と思った時、IHIのタービンがいいよね!という感じの会社です。

後から既成外のタービンを取り付ける事を、ボルトオンターボという言い方をします。

 

旧社名は石川島播磨重工業株式会社(いしかわじまはりまじゅうこうぎょう)で社名が長く、IHIと以前より呼ばれていました。

2007年7月1日に略称として用いてきたIHIを正式社名に変更しました。

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