23年間ずっと専業主婦だった「ミウラさん」が今回の”激レア”さんです。
44歳で人生初の就職活動を開始し、時給800円駅弁販売を始めます。
わずか数年で年商10億の営業所を束ねるカリスマ所長になった、
伝説のパートの「ミウラさん」が激レアさんを連れてきたに登場です。
駅弁販売初日は初めての仕事で、失敗の連続!
しかし、主婦経験の整理整頓の能力をいかし、弁当の陳列のスペシャリストに
なっていきます。
「ミウラさん」とはどんな人なのか調べてみました。
激レア「ミウラさん」のプロフィールは!
出典元:http://mg150th-whoswho.jp/
本名:三浦 由紀江(みうら ゆきえ)
生年月日:1953年(昭和28年)生まれの現在65歳
出身:埼玉県
学歴:青山学院大学中退
家族:旦那さんと子供3人(長男・長女・次女)
就職:(株)日本レストランエンタプライズ
肩書き:駅弁マイスターとして講演多数
激レアの「ミウラさん」は大学在学中の21歳の時に学生結婚し、
青山学院大学を中退
その後3人の子宝に恵まれます。(長男・長女・次女)
1997年に大学在籍時に結婚したため、
激レアの「ミウラさん」は働いた経験がありませんでした。
ミウラさんがパートを始めたキッカケは?
来週17日(月)の #激レアさん は
44歳から駅弁販売のパートを始め、数年で年商10億円の営業所を束ねるカリスマ所長になった伝説のパートさん🍱
映画やゲームなどの音をつけまくってる効果音職人🥁
グレートな伝説ばかりの型破りなパートさん登場だぞー✨#若林正恭 #浅香航大 #若槻千夏 #弘中綾香 pic.twitter.com/REhJ2VMkNv
— 激レアさんを連れてきた。 (@geki_rare) 2018年9月14日
3人の子育てもひと段落し、ママ友と週5でランチ会を楽しむ
悠々自適な生活を送っていました。
そんな時、(当時)大学生の長女から
「お母さん、毎日遊んでないで、
1日3時間でもいいから、働らきなよ!」と言われてしまいます。
長女は「三浦さん」に対して、アルバイト雑誌を持ち帰ってきて、
「ミウラさん」に渡します。
1日4時間勤務で、家から自転車で通えて、制服があるところ
を探した結果、JR上野駅の駅弁販売となりました。
時給は800円で仕事は10時から14時までの4時間でした。
専業主婦のまま23年間を過ごし、就職活動を始めました。
44歳時にJR上野駅の駅弁販売でパートとして採用されました。
しかし44歳まで一度も社会に出て、働いたことの無い「ミウラさん」。
パート初日は失敗の連続でした。
そんな激レアの「ミウラさん」は主婦歴23年の「整理整頓」の能力を発揮し、
駅弁の陳列のスペシャリストとなっていきます。
さらに、駅弁の陳列をしながらお弁当の説明もできればいいと考えた、
激レアの「ミウラさん」!
「ミウラさん」は全商品の駅弁の味見をし、おススメ商品をお客さんに対して
語れるようにまでなりました。
そんな「ミウラさん」の接客と陳列がお客さん達に話題となり、
お店には常連客が付くなど、お客さんはどんどん増えていったのです。
その後、激レアの「ミウラさん」は
1999年:売店店長に昇格
2001年:上野駅8店舗を束ねる統括店長に
2003年:契約社員に登用される
2006年:登用試験に合格し正社員になります。
↓
次長
↓
副所長
↓
2007年:大宮営業所の所長に成り上がります!
(成り上がりの表現は番組内での弘中綾香さんの説明によります!)
↓
2013年:定年退職となり、
上野営業所のセールスアドバイザーという肩書になりました。
「駅弁マイスター」として現場へのアドバイザーと
自身で講演活動を多数おこなっています。
激レア「ミウラさん」が伝説のパートからカリスマ所長に なったサクセスストーリーとは?
JR上野駅の駅弁の商品仕入れは全ての駅弁が同数の仕入れをおこなっていました。
激レアの「ミウラさん」は自分自身で試食したり、お客さんに駅弁のおススメをしていく中で
たくさん売れる駅弁とあまり売れない駅弁に気づきます。
駅弁がどれだけ売れるかを体感していく「ミウラさん」。
駅弁の仕入れをお弁当毎に数量調整をする提案をおこないました。
就職先に積極的に意見を述べ、それが瞬く間に業績貢献に繋がりました。
駅弁毎に仕入れ数を調整することにより、
売れ残りが無くなり、売れ筋商品の欠品が減り、
駅弁の売上は増えていく一方でした。
激レア「ミウラさん」のお陰で、JR上野駅の駅弁販売は
「ミウラさん」のパート1年目で売り上げは
2億4000万円から2億7000万円と3000万円のUP!
以降・・・
「ミウラさん」の功績により
統括店長→契約社員→正社員→次長→副所長
53歳で大宮営業所の所長に大抜擢されます。
激レアの「ミウラさん」が大宮営業所の所長就任後は
1年で駅弁の売上を5,000万UPさせ年商10億円超を達成させました。
時給800円の新人パートからスタートし、
僅か9年で大宮営業所を年商10億円にした、
伝説のパートからカリスマ所長になったのです。
ミウラ(三浦由紀江)さんの著書を紹介!
経営で売上げが伸び悩んでる方、営業所などで売上が横ばいな所長さんに
おすすめの書籍です。
「ミウラさん」こと三浦由紀江さんの考えや、方策がみえてくる一冊になるかと
思います。
読んでみる価値があると思いませんか?
28の言葉に「ヒント」があるんじゃないでしょうか?
激レアの「ミウラさん」は大宮営業所長就任、
社員9人に対し、パート・アルバイトが110人という職場で
4年で売上を1億1000万円伸ばしました。
就任1年目の売上は前年比5000万円UP。
2年目も3年目もそれぞれ3000万円UP。
4年目は東日本大震災の影響で一時4割減収になり、
大変厳しい状況になったそうですが、
激レアの「ミウラさん」が考案した「はやぶさウォーター」や
新開発の駅弁などがヒットし、売上は前年とほぼ同じにキープしたそうです。
「ミウラさん」は当時を振り返っています。
大宮営業所では社員9人に対し、パート・アルバイトが110人ほどいます。年齢も10代~60代まで、実にバラエティに富んでいます。
ですから「パート・アルバイトの即戦力化」が業績を大きく左右します。
「ミウラさん」が業績をアップできた大きな理由は、
パート・アルバイトが楽しく仕事をする環境をつくり、即戦力化したことです。
あるとき、パートの時給を上げようとしたら、こう言われました。
「時給を上げないでください!」
主婦のパートのなかには、夫の扶養控除の範囲内で働きたいという人が多く、
控除適用のボーダーである年収103万円を超えるかどうかがとても重要です。
その主婦はとてもよく働いてくれていたので、「ミウラさん」は時給を上げたい
と思ったそうです。
年収103万円を超えてしまったら、勤務時間を減らせばいいと単純に考えたそうですが、
その主婦パートさんは「働くのが楽しいから勤務時間を減らしたくない。時給は上げないでください」と譲らなかったそうです。
「ミウラさん」もパート時代に
「働くのが楽しければ、給料なんか関係ない」と思ったことがあったそうです。
パート時代に働いていた上野駅の売店では、よく売れるパンも、
あまり売れないパンも同じ数量入荷されていました。
その日のうちに全部売り切れてしまうか、
あるいは売れ残ったパンはすべて廃棄して、
翌日はすべて新しいパンに切り替わるなら、文句はありません。
でも、袋入りのパンの消費期限は3日あり、
入荷から3日間は廃棄できませんでした。
ミウラさんは「鮮度が落ちて、まずくなったパンをお客様に売るなんて間違っている」
まずいパンを買ったお客様の印象は悪くなり、2度と買ってもらえなくなると!
「ミウラさん」ある日我慢ができなくなって、
「こんなまずいパンは売れないから廃棄しちゃえ!」
と消費期限の残っているパンを棚から下げてしまったそうです。
それを見た上司は、ものすごい剣幕で「ミウラさん」を怒ったそうです。
ミウラさんが自分で仕入れ発注してみて発見したこと!
しかし、そこは激レアの「ミウラさん」です。
ひるむことなく、
「まずくなったパンをどうして売らなくちゃいけないんですか?
だったら残らないように発注すればいいじゃないですか!」
上司に反論したところ、
上司から「じゃあ、自分で発注してみる?」と・・・
「パートがそんな責任のある仕事をしていいの?」という気持ちはあったそうですが、
喜んで引き受け、家に仕事を持ち帰って発注数を考えたそうです。
家で仕事をしてもお金にならないし、
最初はまったくうまくいかなかったそうです。
毎日、売れたパンの種類と数をメモし、
発注数との差を確認し次の発注数を決めたそうですが、
売れ行きがよかった商品が急に売れなくなったり、
売れ残ったから数を減らすと突然売れ始めたりと難題にぶつかったそうです。
試行錯誤の結果!
「データだけで判断しないで、自分が自信を持っておすすめできる商品を多めに
発注したほうがいい」と気付いたそうです。
おすすめしやすい商品なら、少し多めに仕入れても、
「ミウラさん」は自分でなんとか売り切ることができると自信があったからです。
その結果、売れ残って廃棄処分する商品は減っていき、
売上は1日当たり5万円も伸びたそうです!
駅弁廃棄量が6000個から2500個に激減!
「ミウラさん」は自分の経験から、大宮営業所でもパートに発注をまかせました。
すると、パートは自分の仕事ぶりが認めてもらえたことに感動し、
仕事に対するモチベーションが上がったそうです。
社員なら1、2週間の売上データを見ながら、
「どうも売れないようだから商品を変えてみようか」くらいにしか思いませんが、
現場で販売しているパートは、
「思ったとおりに売れない」と感じたら、
すぐに商品のラインナップや発注数を大きく変えます。
たとえば、大宮駅の「駅弁屋旨囲門」で発注をまかせていたパートさんは、
出勤前に必ず事務所に立ち寄っていました。
自分の発注が的中したか、どのくらい廃棄があったのかを確認するためです。
その時間の給料が出るわけではないのですが、パートさんは自主的にやってくれていました。
発注を任されたパートさんは駅弁が1つ売れ残っただけでも涙目になり、
「所長、すみませんでした」と悔しがりをしたそうです。
商品を切らさないために多めに仕入れているので、
売れ残っても仕方ないのですが、パートさんは常に「廃棄ゼロ」を目指していました。
販売スタッフに発注をまかせるようになってから、
大宮駅の駅弁廃棄率は6%から2%になりました。
1か月当たりの駅弁廃棄量が6000個から2500個に減りました。
金額にすると、350万円の無駄が150万円に減ったそうです。
劇的なコストダウンに繋がったそうです。
まとめ
激レアの「ミウラさん」ですが、自らパート時代に苦労したことで、
カリスマ所長と言われるようになっても、
お客様目線を忘れず、部下やパートさんに仕事を任せ信じた事が、
功を奏したんですね!
「ミウラさん」から見習うことはとても多そうな気がしました。
現在の「ミウラさん」ですが、
新宿駅南口で駅弁販売のパートをしているそうです。